大学生の「内定取消」がニュースで取り上げられていますが、留学生に関しても、就職状況は厳しく、例年ならこの時期は3月卒業予定の留学生の「就労ビザ」への変更申請のご依頼が増える時期なのですが、今年はそれほどでもない状況です。
逆に、既に日本で働いている方からの「会社を解雇されてしまったんですが、どうすれば良いですか」というご相談の電話が増えています。窮状はよく分かるのですが、お力にはなれないのが、もどかしいところです。
とりあえず、会社を解雇された方は、速やかに再就職活動を始めてください。そして、その就職活動の記録を残しておきましょう。解雇されて、その後、真摯に就職活動を行っている場合は、在留資格取消の対象にはなりません。
また、内定を取り消された、そもそも内定を貰っていないという留学生の方は、これまで就職活動をしてきているならば、就職活動のための「短期滞在」への変更が可能です。早めに手続をしましょう。