恥ずかしながら、昨日の日記の訂正です。
鶏
頭となるとも牛後となるなかれ
ではなくて、
鶏
口となるとも牛後となるなかれ
が正しいそうです。
ある方からご指摘を受けて辞書を調べ直しました。
恥ずかしいです~~~!!!
ここに訂正させて頂きます。
いや~、やっぱりこういうところで文章を公開するからには、あやふやな記憶に頼らないで、きちんと調べてから書くべきですね。
以後、気をつけます。
でも、言い訳するわけじゃないですがwordで「けいとう」と入力すると「鶏頭」と変換されますが、「けいこう」と入力しても「鶏口」とは変換されません。
皆さんもご注意下さい。
ちなみに、「鶏頭」とは「庭に植える一年草。夏から秋にかけて、ニワトリのとさかに似た赤紫色の花を開く。〔ヒユ科〕」(三省堂『新明解国語辞典 第五版』)だそうです。
それから、ことわざの意味について。
昨日の日記では僕はこのことわざに対して「志が低い」と書きました。
それは、このことわざを自分が低いところで満足していることの言い訳に使ってる人を見たからです。
そして、考えるとそういう言い訳に使ってる人が多いなあ、と感じたからです。
でも、もちろんこれを積極的な意味で使う人もいます。
『岩波 国語辞典 第四版』によれば、「大きな団体でしりに付いているよりも、小さな団体でも、その長となれ」というのが本来の意味のようなので、これは本当にその通りだと思います。
僕自身、行政書士として独立自営で頑張ろうと思っているのは、そういう気持ちがあるからです。
そういう「志」は否定しませんし、むしろ僕自身も持ち続けたいと思います。
しかし、これが「大きな団体で部下になっているよりも、小さい団体でも、かしらになった方が精神衛生上いい」(三省堂『新明解国語辞典 第五版』)となると、なんか逃げてる感じがするんですよね。
「精神衛生上いい」が「気持ちがラクでいい」になっちゃうとね。
でも「精神衛生上いい」を「実際は苦しいかもしれないけど、精神的には健全だ」というような意味に捉えれば、積極的な行動を導くことにもなりますね。
結局、ことわざがどうとか言うよりも、その使い方の問題なのかもしれません。
先日書いたBBSの件もそうですが、こういうふうに文章を公開していると、いろいろな方から意見を頂くことがあります。
「鶏頭」のような間違いをして恥をかくこともありますが、違う側面からの意見を伺って勉強になることも多いです。
ありがたいことだと思います。
これからも宜しくお願い致します。